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J-CLIL学会で発表してきました

2021年10月9日(土) に日本CLIL教育学会のJ-CLIL大会で、STEAM英語の研究成果について発表する機会を頂きました。

 

理科の実験と実験レポートの作成が英語学習の動機付けにつながるかについて、実際に小中学生を対象に行った授業の事例を紹介してきました。理科と英語というのは一見相反する教科ですが、実験と英語学習の間に実験レポートを取り込むことで、 書くことや発表することに抵抗がある生徒にも主体的な取り組むが見られるようになります。

 

そもそもCLILとは何かというと、

「科目やテーマの内容(content)の学習と外国語(language)の学習を組み合わせた学習(指導)の総称で、日本では、「クリル」あるいは「内容言語統合型学習」として呼ばれ定着しつつあります」(出典: J-CLIL学会

簡単に言えば、英語「で」何か別のことを学ぼうというアプローチのことを指します。

 

これから育っていく子供たちにとって、一層重要になるのは「英語で何が出来るか」になってくると考えられます。そのため、昨今CLILは英語教育において非常に注目を集めています。

 

一般的に、小中学生の多くは、理科が好きで、実験や観察が好きです。

そして、人は、好きなこと、興味があることは、自主的に学ぶ傾向があります。しかし、実験・観察をした、楽しかった、だけで終わってしまうことも少なくありません。だからこそ、私たちは「実験レポート」をうまく取り入れることで、理科と英語と双方の主体的な学びにつなげることができるのではないかと考えています。

 

今回のJ-CLIL大会では、なぜSTEAMと英語なのか、実験レポートがどのような役割を果たすのか、なぜ同じトピックを側面を変えながら継続して複数回の授業を展開することが大切なのか、について発表してきました。

学会資料は後日、J-CLIL学会のウェブサイトにUPされる予定です。もっと詳しく知りたいという方は、是非そちらをご覧ください。

 

また、FBグループ向けに同じ内容を共有する予定(zoom)です。
参加希望の方はFBグループに参加いただくか、メールにて参加希望のご連絡を頂きましたらご案内をお送りします。
・11月8日月曜日am11時から
・11月12日金曜日pm8時から
発表自体は20-30分です。その後座談会を設けます。